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手延素麺「揖保乃糸」は全国で多く知られている有名ブランド品

「揖保乃糸」は、およそ600年受け継がれる伝統の手延製法で、2日間36時間かけて11工程を経て、一本一本丁寧に作り上げた播州地方の名品。

播州の地に連綿と受け継がれ、時代とともに磨き上げられてきた製法で、熟成と延ばしを何度も繰り返して作られます。ゆっくりと乾燥させて小麦の旨味を閉じ込めた1本の麺は、麺生地がなんと24本も縄のように編み込まれているからゆで延びしにくく、強い弾力と歯ごたえを楽しめます。

400件あまりの揖保乃糸生産組合員によってつくられ、兵庫県手延素麺協同組合が全て管理。
商品の均一性を保ち、一層向上させていくための厳しい品質管理も大きな特徴です。
そうめんを束ねる帯の裏に生産者番号の印字があり、コンピュータによって原料のロットから製造、加工履歴まで詳細な追跡が可能になっています。

長い歴史に培われた信頼のブランドが手延べそうめん揖保乃糸。

年中楽しめる万能なそうめん

「揖保乃糸」には小麦粉の質や原材料やめんの細さ、製造時期などの違いによって、いくつかの等級があります。
味比べや料理メニュー別の使い分け、贈答用、家庭用等用途に合わせても豊富な種類があります。

通常スーパーマーケットでは、赤帯300ｇ商品しかほとんど目にしないので、赤帯だけではなく様々な「揖保乃糸」手延べ麺がある認知を広めたい。

・また、「素麺」は赤ちゃんからお年寄りまで美味しく食べていただけます。
・夏だけではなく、冬はお鍋やスープに入れたりと、年中色んな用途で楽しめます。
・お焼きそうめんや、揚げそうめんといった食べ方も美味しく、万能です。
・ご飯の変わりにお弁当にそうめんを入れて「そうめん弁当」にも出来ます。
・ゆで時間【 1分30秒 ～ 2分 】で出来る時短料理にも人気です。

・また賞味期限が長く保存性が高いので、「防災食」にもなり、注目されております。

世界で最も有名な「味」の認定　ITI優秀味覚賞　三ツ星を13年連続受賞

2024年、揖保乃糸特級品がInternational Taste Institute（国際味覚審査機構）において、最高評価である三ツ星を受賞（13年連続）、上級品が二ツ星を受賞いたしました。

国内での安定した人気はもちろん、高い品質とソフトで独特のノド越し、コシの強さは、世界にも類を見ない麺として国際的な評価をいただいています。
揖保乃糸 特級品・上級品はそうめんのおいしさを世界に発信しています。

約20年前から様々な国に積極的に輸出しており、今では海外にも「揖保乃糸」ブランドが徐々に浸透しています。

保存剤などの添加物を一切使用していない。自然の風味を活かした美味が舌上に伝わります。
揖保乃糸はここまで支持される理由は「おいしさ」と「安心安全」を追求し続けてきたからです。

原料のこだわり

揖保乃糸生産エリアは兵庫県の南西部、気候風土に恵まれた播州と呼ばれる地域です。

そうめんは、小麦、水、塩、油、ととてもシンプルな原材料で作り出される食べ物です。
それだけに、素材の持つ特徴や風味は出来栄えに大きく影響を与えます。

①　揖保乃糸の名前の由来となった清流揖保川の水は麺づくりに最適な超軟水なので、なめらかな食感の美味しい麺になります。揖保乃糸の美しい白さも鉄分の少ないこの水のおかげ。
②　麺をギューッと引き締めてつやつや瑞々しくするために使うお塩は赤穂浪士でも有名な播州赤穂の塩を使っています。
③　小麦粉は製粉メーカーさんに特注した揖保乃糸専用の非常に質の高い、ソフトで、かつコシのある麺ができる小麦粉を使っています。

シンプルだからこそこだわり抜いた最高の材料に、そうめんづくりの匠の技が出合うことで生まれる手延べそうめん揖保乃糸。

美味しい理由

機械で作られるそうめんは、生地を伸ばしたものをカットして作られています。
それに対し、手延べそうめんは撚（よ）りをかけながら熟成を繰り返して生地を伸ばしていきます。

こうして何度も伸ばしと熟成を経たそうめんは緻密なグルテンが作られ、なめらかでしっかりとしたコシが出来上がります。
手延べそうめんのつるりとした喉ごしとコシのあるしなやかさは、手延べによってもたらされる「グルテン」の働き。
生地を引き延ばし束ねるという作業を繰り返すことで、小麦粉に含まれるグルテンが麺の中心に通ります。

それが引き延ばしていない機械麺には出せない「ツルッとした喉越し」と「コシのある食感」を生んでいるんです。
茹でても「のびにくい」、「切れにくい」という特徴も引き延ばして作る製法だからこその特徴です。