
小売用 業務用
株式会社エスクリ WINELIST
複雑で味わい深いワインでありながら、ドライなフィニッシュが魅力的。
・年代:2022
・地域:サマセット・ヴィンヤード
・品種:ゲヴュルツトラミネール100%
・アルコール度数:12.0%
・色調:ライトコッパー色(オレンジワイン)
・香り:フローラルムスク(麝香)、ジンジャー、ローズウォーター、ピンクグレープフルーツ

魅惑な香りとドライなフィニッシュが魅力
できるだけ手を加えないナチュラルな醸造法を起用し、ヴィンデン・ワインズの中でも大人気のシリーズです。2つの異なる発酵方法で構成されており、 両方の発酵果汁をブレンドし、 アンフォラとフレンチオーク樽にて5ヶ月間熟成させ瓶詰めしました。 フローラルムスクのような魅惑の香りとジンジャーのようなドライなフィニッシュをお楽しみいただけます。

醸造家からのコメント
ワイン造りを通じて、男として成長していく過程が見たかった。 ラベルをずらりと並べて10年、20年経って自分がどんな風に歳を重ねているかみてみたくて、自分の顔写真をラベルに飾ったんだ。

醸造家アンガス・ヴィンデンってどんな人?
1990年にアンガスの両親によって設立。苗木を植え、畑の面倒をみて、新しいワインを両親と一緒に造ることが、幼い頃から好きだったアンガスは、高校を卒業し、「栽培学と醸造学を学びたい」と父に話すと、「ワイナリーは、私たち両親の趣味なのだから、自分のキャリアを積みなさい」と突き放されたそう。建築とデザインを学んだアンガスでしたが、新卒で建築家として会社に勤め仕事をする傍ら、いつの日かワイン造りを仕事にしたいと夢をみて、栽培学と醸造学を密かに学び、両親に内緒でその学位を取得。
そして2015年、「このワイナリーをさらに立派なものに出来るか?」と問いかけ、両親は、アンガスに譲ることを決めたといいます。アンガスが舵を取り始めると、両親の心配を他所に、数々の賞を受賞。立派に羽ばたくヴィンデンワインズに、オーストラリア現地でも多くの注目が集まっています。

サステナブルにこだわった限りなくナチュラルな造り
全ての自社畑に、除草剤・農薬・殺虫剤などの人工的なものは、一切使用していません。出来る限り自然そのものの力を生かすことができる環境を心がけています。堆肥も手作りするこだわりようです。畑全体の環境や循環が良くなるよう考えています。
ブドウは全て手積み。醸造に手を加えるのは最小限にすることを心がけているため、野生酵母のみを使用し、発酵は全て自然の力に任せています。アンガスが造るワインは、ほとんど濾過・清澄を行っていません。
そんな彼の造りだす、ハンターバレーの真のテロワールを存分に楽しんでいただきたいです。

ワイン造りへのユニークなアプローチとその多様性
ヴィンデンエステートとして、ハンターバレーを代表するセミヨンやシラーズなど、ハンターの伝統を守りながら醸造していたアンガスの両親の教えや伝統的なスタイルを造り続ける傍ら、ハンターバレーにこれまでなかった品種の栽培へのチャレンジや、出来るだけ人的介入をしないナチュラルなワイン造りにもこだわって挑戦を続けています。