取り扱い商品

地元漁師と一緒に取り組む「海中熟成ワイン」
南三陸ならではのおいしいワインを造りたい、との想いから始めた取り組みに「ワインの海中熟成」があります。南三陸でのワインの海中熟成は、地元の若手漁師と一緒に、養殖用ネットに括り付けたワインを、牡蠣の養殖いかだにぶら下げて行っています。海の生き物や波、泡、船のエンジン音など海中の様々な音の微振動は、地上よりも5倍近く早いスピードでボトルに伝わり続け、ワインの熟成を早めると言われています。11月頃に沈めて翌年の7月後半に引き上げるまで約8か月間海中で寝かせますが、地上で2年間熟成させたのと同じくらい熟成が進んでまろやかな味わいになります。引き上げた海中熟成ワインには、フジツボや牡蠣、ムール貝など様々な海の生き物が付いて引き上げられるので、それを活かしたひとつひとつが異なる個性的なボトルの状態で販売をしています。

地元食材とのマリアージュがたのしめる辛口ワイン
南三陸町ではカキ、ホタテ、銀ザケ、ホヤと毎月違う旬の海産物が味わえます。移住してきたこだわりの生産者が育てた羊や豚などおいしいお肉もあります。米や野菜、果物の栽培もさかんで、南三陸町の食材だけでフルコースメニューをつくることができるくらいの食材の宝庫です。南三陸ワイナリーでは、代表的な食中酒であるワインを地元で醸造することで、南三陸町の食材の楽しみ方をさらに増やすことができると思っています。そこで、南三陸ワイナリーのワインは、地元の様々な食材と一緒に飲むことで、食材もワインもより一層美味しくたのしめるような味わいのワインを目指して造られています。

おすすめ辛口白ワイン「VERDELEE 2023」
山形県上山市産のヴェルデレー(セイベル9110)を使用。
レモンやライム、青リンゴなどの華やかな香りと、すっきりとした酸味が特徴の辛口の白ワインです。
牡蠣の他、ハーブやレモンなどを使った爽やかなお料理、軽めのお肉料理などの食事と一緒におたのしみください。
<おすすめ料理>
牡蠣、鶏のハーブソテー、シュウマイ、ホタテのカルパッチョ

おすすめ辛口オレンジワイン「DELAWARE ORANGE 2024」
完熟したデラウェアを果皮ごと醸して発酵させた辛口の
オレンジワインです。果皮から抽出された輝きのある鮮や
かなオレンジ色で、クランベリーや桃などの豊かな香りがあり、
心地の良い酸味と余韻に微かに残る渋みが特長です。
<おすすめ料理>
タコの刺身、焼き鳥(タレ)、酢豚

ワイナリーが開発するワインに合う加工食品
とろける食感「南三陸サーモンのコンフィ」
国内生産量の9割を占める宮城県産養殖銀鮭の中で最高級ブランドの「みやぎサーモン」は、徹底的に品質管理された高鮮度の銀鮭。その中でも最も脂の乗っている銀鮭に船上で活け締めを施し、オイルに漬け込み低温でじっくり調理することで、銀鮭の旨みが詰まったとろけるような食感のコンフィに仕上げました。
旨みを凝縮「牡蠣のバターパテ」
自然や資源保護に配慮しつつ、安全で持続可能な養殖事業を営んでいることが認められ、日本で初めてASC養殖場認証を取得した「南三陸戸倉っこかき」の中でも最も身入りの良い、クリーミーな味わいが濃厚な時期の牡蠣を使用。南三陸ワイナリーの白ワイン、香味野菜と一緒に煮込み、牡蠣の旨みをさらに凝縮。蔵王山麓の新鮮な生乳からつくられた特製バターを合わせ、コクのある牡蠣のバターパテに仕上げました。どのタイプのワインとも相性が良いです。
南三陸ワイナリー株式会社
2017年に南三陸町地域おこし協力隊によりスタートした南三陸ワインプロジェクト。多くの皆さまのご支援により2020年10月に海の見えるワイナリーがオープン。ワイナリーを拠点に、南三陸で生まれたワインが志津川湾の豊かな海産物や山の恵みとつながり、食とワインを通して人と人とがつながることを目指します。
問い合わせをする